* 昼休み。 俺は、まだ少し苛ついていた。 「よッ!!」 「あ・・・・。」 こいつは、長谷川 洋介。 前の席だから、けっこしゃべった。 「岸本、昼飯食わねぇの?」 「食べる。 この高校、売店とかある?」 「あるよ。案内してやるよ。」 長谷川は得意げに言った。 俺たちは、そのまま教室をでた。