「てか、おまえ・・・
なにしてたわけ?」
「え?」
「さっき、意味もなく笑い出して。
俺、とうとう頭おかしくなったんじゃねぇかって心配した。」
「アンタに心配されるなんて
あたし、終わってるな。」
「おまえ、つくづく失礼な奴だな。」
樋口がははっと笑って座り込む。
右足をたてて、左足は伸ばして。
そんな座り方だ。
なんだ、おまえ・・・。
足、長いな。
「っで?さっきの珍行動はなんだったんだよ。」
ち、珍!?
あたし、珍なのか!?
「早く、言えよ!!」
「あんた何様だよ。」
「ん?隼人様。」
「今は地味は委員長、樋口くんでしょ?」

