「樋口くん!?」 「西原!?」 そこにいたのは 委員長の樋口くん。 あの、学年でも有名なガリ勉くんで地味男くん。 「石上 隼人が・・・・樋口くん!?」 「名前、似てると思ってたけど・・・ ま、まさか! マジで?」 石上・・・いや、樋口も相当驚いてるようだ。 「マジで、愛菜?」 「"愛菜"って呼ぶな、キス泥棒。」 「ほ、本物だ・・・・。」 そこで、判断すんのかよ。 「アンタこそ、ホントにキス泥棒?」 「ああ。 てか、名前で呼べよ。」