あはは。

僕は、苦笑します。

「目が覚めてしまって。執事さんは、この時間でも、起きているじゃ無いですか?」

いつも、そうです。

僕が目覚めたら、必ず。


フィンや玲さん…。

起きて居てくれます。

一体、いつ眠って居るのだろうかと、僕は心配で堪らないのですが。


「はいは~い。坊っちゃん?私たちは、執事ですv主の為に存在しているのですから。ご心配為さらずに。それよりも、坊っちゃん。朝もまだ早いです。お腹空きませんか?ホットミルクをご用意いたしました。」

サッと、温かいミルクを差し出されました。

「あ…どうも。」

受け取って、フゥフゥと息を吹き掛けてから、コクリ。

飲みました。