コウタとのことを思い出しながら、ぼーっとしてると、

玄関の鍵を開ける音がした。

まだ、3時なのに・・・ショウだよな・・・

まさか・・ママ?

そーっと部屋を出て、階段を下りる。

居間のソファにかけていたのは、ショウとなぜかフミちゃんだった。

なんか深刻そうな顔をしている。

「あれ、ユイ、いたの?学校は??」

フミちゃんが驚いた顔で私を見た。

「ちょっと調子悪くて、休んだ・・。どうしたの、何かあった?」