マカロン

文化祭の間、ずっと気まずかった。

コウタが私のこと好きだって知って、うれしかった。

コウタに抱きしめられたときの感触が忘れられなかった。でも、私の行動がコウタを傷つけたんじゃないか、それで、私のことを嫌いになったんじゃないか心配でたまらなかった。

私は、自分の気持ちをコウタに伝えたかった。

でも、コウタに避けられてる気がして、何もできなかった。