それからしばらくして。


ストーカー君から手紙がきた。

それは、いつもの嫌がらせの手紙とは、ちょっと違っていた。


あなたの彼氏が浮気しています。


そんな書き出しだった。


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小林やよい様。

あなたの彼氏が浮気しています。

僕は、見てしまいました。

あなたの彼氏が、ほかなの女の子と、手をつないで歩いているのを。

繁華街のジュエリーショップに入って、指輪を選んでいるのも見ました。

シルバーのペアリングを買っていました。

値段は、17000円です。

お互いに送りあっていたようです。

あれは、絶対に浮気です。

そんな、浮気するような彼氏とは、さっさと別れて、僕と入籍してください。


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