翼さんは達郎兄ちゃんに頭を下げた。
翼さんの声を聞いた店内にどよめきが広がる。
「翼、長い間はいられないぞ。用件は手短かに済ませろ」
杉田さんが店内を見回しながら翼さんに言う。
うなずいた翼さんは、やおらあたしの手を取ると、爛々とした瞳であたしを見つめた。
「旭さん!あたしと一緒にフットサルをやらない!?」
はぁ―!!?
「あの日のシュートを見て、あたし確信したの!あなた絶対にフットサルをやるべきよ!」
あの日のシュートって、爆弾ボールに命中した、あのシュートのこと!?
「あ、あれはたまたまで…」
「そんなことない!」
翼さんの手に力がこもり、その瞳には炎が宿った…ように見えた。
「間違なくあなたには才能があるわ!」
無理無理ー!
できるわけないっ!
助けを求めようと達郎兄ちゃんを見る。
「まぁ、そういう事だ」
そういう事だ、じゃねーよ!
翼さんの声を聞いた店内にどよめきが広がる。
「翼、長い間はいられないぞ。用件は手短かに済ませろ」
杉田さんが店内を見回しながら翼さんに言う。
うなずいた翼さんは、やおらあたしの手を取ると、爛々とした瞳であたしを見つめた。
「旭さん!あたしと一緒にフットサルをやらない!?」
はぁ―!!?
「あの日のシュートを見て、あたし確信したの!あなた絶対にフットサルをやるべきよ!」
あの日のシュートって、爆弾ボールに命中した、あのシュートのこと!?
「あ、あれはたまたまで…」
「そんなことない!」
翼さんの手に力がこもり、その瞳には炎が宿った…ように見えた。
「間違なくあなたには才能があるわ!」
無理無理ー!
できるわけないっ!
助けを求めようと達郎兄ちゃんを見る。
「まぁ、そういう事だ」
そういう事だ、じゃねーよ!