あなたはいつも私を私としていつも見てくれた。 それは あの会った日から… ――――変わらない… 「…なぁ、アクマ…」 健史は私の隣に来て、座る。私もついつられて座った。 「なぁに?」 「…」 健史は黙りこんでしまった。 なんだか、なにかをためらっているように思える。