『一時でもいいからってね。 実際、彼女はそう考えてはいないだろうけどね。』 男の子も、健史も二人はじっと見つめる。 「―――こんな俺で、よかったのかな…?」 『いいんです。そんなあなたをサキは好きになったのですから…』 男の子は手に少しの力を入れた。