『―――こんにちは。』 幼い声が健史の後ろから聞こえた。 振り返ると、小さな男の子が微笑みながら立っていた。 ―――それは、いつかのあの人のように… 『サキはね、行ってしまったよ。』 「さきって…誰だよ。」 『―――君を愛し、愛された女の子。』 「――…それって、アクマ…」 男の子はゆっくりと頷く。