『総長のあたしが遅れて行くなんて有り得ないし。今日は舞が上手くやってくれてるし。舞がいれば―――』 大丈夫だよ。と、言おうとしたあたしの言葉は、 「お前が総長だろ。お前がトップだろ」 いつになく真剣なお父さんの言葉によって遮られることとなった。 …………はぁ。 『分かったよ』 それで初めて、お父さんの強張っていた頬が緩んだ。