「そうね。あ、焦がさないように気をつけてね?」 『分かったっ!』 …――更に掻き混ぜること十数分。 完璧に溶けて、美味しそうなチョコが出来上がった。 「…で、フルーツある?」 『フルーツ…?』 「うん。イチゴとか」 『あぁ!イチゴとバナナとキウイと桃と蜜柑…。ならあるよ』 「お、いいねぇ♪全部食べちゃっても平気?」 『大丈夫だよッ』 普段、緋舞と龍が果物をたくさん食べるから、常に何かしらのフルーツは家にある。 一度、何も買ってこなかった日はスゴイ大変だった。 …思い出したくもない。