『はぁ…、疲れた』
「お疲れ。笑」
授業なんか受ける気分じゃなくて、ふたりで抜けて屋上に来ていた。
『ほんとしつこいよね、アイツ』
「でも、それだけ好きってことでしょ?」
一途じゃん。
舞にそういわれて、考えたこともある。
でも……、
『ほーんと、あたしのどこがいいのか……。』
本当、分からない。
『名前と性格合って無いじゃん?』
「うん。」
『しかも総長だよ?』
「うん。」
『しかもこんな性格』
「うん。」
『おまけに可愛くないし?』
「可愛い系じゃなくてキレイ系だよ」
桃は。
と、最後だけ付け加えて。
「よく分かってないだけじゃない?自分のこと。」呟いた。


