ヒマリュウⅠ 〜03.18-SS【幸せいっぱい】追加〜



着信 佐蔵冬可



…これは出るべきなのか、出ないべきなのか。



震え続けるケータイを手に持ちながら、考え込んでいると――…。



『ちょっ…』



ヒョイと、いきなり視界からケータイが視界から消えた。

それは、今まさに「佐蔵冬可って…」と、人のケータイを勝手に奪った、舞の手の中に納まっていた。