一瞬…と言うには長すぎるほど目を丸くしたあと、あの厳しい表情が途端に笑顔になって、 「「はい!!」」 元気良く頷いてくれた。 もちろんこれは、あたしだけの判断じゃない。 お父さんと相談した結果だ。 さっき[手ぇだすなよ]そう言ったのは、関係ない人を巻き込みたくなかったから。 それと……みんなの意思の強さを見たかったから。 でも、そんな必要なかったみたい。 みんな、仕返ししたかったみたいだし。 『あたしらに怖いものなんかないよね』 これがあたしたち"緋廻"だ。