ヒマリュウⅠ 〜03.18-SS【幸せいっぱい】追加〜




もっとザワザワし始めるのを遮って、話を続けた。



『とにかく、あたしらには手出し出来ない…、』


『…から、父親に色々やってもらう。だから…絶対、季空琴華本人にも手ぇ出すな』

以上。



さっきとはうって変わって、シーン…と静まり返る建物内。



それには構わず、あたしは横にあったイスに腰をかけて目を瞑った。

これはもう、帰ってもいい合図。



少しずつ、少しずつ、倉庫を後にする人が増えて……。



最後には、この前のメンバーだけが残ったのだった。