いくらケリをいれようと、殴ろうと。 相手もそんな柔じゃない。 いくらでも立ち上がってくる。 『…はぁ……はぁ……』 あたしも人間、限界だってある。 『………ゴホッ…』 息を整える暇もなかった。 いきなり後ろから二人に捕まった。 両腕を掴まれてるから自由も利かず、殴られ蹴られ…やられたい放題だ。 遠くなる意識の中で、舞の声を聞いた気がした。 あぁ……やっぱあたしはダメだな……。 …――そこであたしは、意識を手放した。