「別にコンクリ眺めてたわけじゃねぇ。 このネックレスを見てたんだよ」 苦笑しつつ真央は制服の下から銀色に輝くネックレスを取り出す 『ネックレス??』 頭の上に"?"が大量に浮かんでいそうな愛海を見て 「見るか?? ほい。」 ポイッと愛海の方に放り投げる 『ちょっ…とっと……!! これ大切なものじゃないの!? 落としたらどうするの!!』 無造作に空中へ投げられたネックレスを何とか受け止め、真央に怒鳴る 「良いから、それ見てみ」 それを軽く流し、ネックレスを指差して言う