――― ――――― ―――――――― 『はぁああああああ!? じゃあ何!? アタシの勘違いってワケ!!!?』 太陽が沈み始め、空が真っ赤に染まり始めた時刻。 中庭にはこの学校の生徒会長様の叫びが木霊した。 真央が三途の川を渡りそうになった後、真央は笑う愛海に再び殺気を浴びさせ、どうにか話が出来る体制を作り、愛海に出会った日のことを話した そしてその真央の話を聞いた愛海の反応が先ほどの叫びだ。 「そうそう。 勘違い。 酷いよなぁ…」 わざとらしく眉を下げ、愛海を見る