隣人の狂気
ミステリー・サスペンス
完
1
野路 喜道/著
- 作品番号
- 42241
- 最終更新
- 2016/12/02
- 総文字数
- 52,253
- ページ数
- 203ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 266,053
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
ミステリー・サスペンス16位(2011/12/06)
- ランクイン履歴
-
ミステリー・サスペンス16位(2011/12/06)
一見どこにでもいるような男と女。
でも実はそうでもないこの男女は、同じ「狂気」を抱えている。
別々に生活していた二人が交錯するのは運命かそれとも呪いか…
狂気を自覚した男女の淡々として平坦な独白。
※一部に暴力的なシーンを含みます。
苦手な方はご遠慮下さい。
※2010年4月27日殺人事件の時効を撤廃する法案が可決されましたが、本作品はそれ以前を舞台にしたものです。
でも実はそうでもないこの男女は、同じ「狂気」を抱えている。
別々に生活していた二人が交錯するのは運命かそれとも呪いか…
狂気を自覚した男女の淡々として平坦な独白。
※一部に暴力的なシーンを含みます。
苦手な方はご遠慮下さい。
※2010年4月27日殺人事件の時効を撤廃する法案が可決されましたが、本作品はそれ以前を舞台にしたものです。
この作品のレビュー
2012/09/29 07:52
投稿者:
心笑亭 杉の
さん
読後感に要注意!
人はそれを『狂気』という。 おそらく、万人には理解不能な感情――いわゆる『殺意』をそう表すことで、あたかも、不埒な魔物として扱うかのように。 主人公は、その『狂気』を秘めた男と女。 それは持って生まれたものなのか、後天的に生み出されるものなのか。もしくは、人から与えられるものなのか。 そのような、ズシリと重いはずのストーリーが、作者の力によって、非常に軽やかに、時には笑みをほころばせながら読み進める自分がいた。 しかし、読み終えた時には、「まったく理解不能」という感情だけが読者に残るはずである。 それはもちろん、この作品の良し悪しではない。 これは、狂気を持ち合わせない読者であれば、感情移入などあり得ない作品なのだ。 あなたはどうだろうか。 この作品を読んで、少しでも共感する自分がいたら要注意。 ちなみに私は……。 いや、これは自分自身の胸に秘めておこうと思う。
続きを見る
2012/09/08 12:38
投稿者:
はるのれいん
さん
読みました。
初めまして。「隣人の狂気」読ませて頂きました。図書館で百冊読んだら三冊だけが面白かった。そんな三冊の中に入る作品で、一気に読めてしまいましたが、リアルのようでリアルではない。リアルでは無いようでリアルにもあるのでは・・・・そんな不思議なお話でした。面白かったです。
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