急に視界が、ブラックアウトした。

 同時にがくっと、膝の力が抜ける。

 太陽光のダメージが、想像以上だったのだ。

 しまった、と思った時には、もう遅く、身体の自由が全く利かなくなっていた。

 なすすべも無く、そのまま台の上から落ちてゆく。

 学園の生徒達の悲鳴を遠くに聞きながら、僕は、完全に意識を失った。