「お久しぶりです。峠さん」


固まっているマスターに苦笑いを
    しながらまき姉が言った


「知り合いなの?マスターと...」


まき姉の意外な返答に
     あたしゎ目を丸くした


「知り合いと言うか...」


そう言うとうつ向いて
    まき姉ゎ黙ってしまった


マスターゎマスターでまだ硬直していて


お店にゎ異様な
       空気が流れていた


「......麻姫。ただいま」


沈黙を破ったのゎ
        マスターの方だった