寄生虫

それでも志穂は訴え続けた。




「早く起きて!!虫が・・・。虫が・・・。もうすぐそこまで・・・」




虫は志穂のお尻の穴付近まで来ていた。




「たかゆき!!たかゆき!!」




虫はハサミのような口を、志穂の肛門に先っぽだけねじ込んだ。




「何で助けてくれないのよ!!あんた私の彼氏でしょ!!」




虫はびっしり生えた足を、体の中に折り畳むように収納した。




「もうやだ・・・。何で私がこんな目に・・・・・うぐっ!!」




虫は体を回転させて、ドリルのように肛門の奥に入っていった。






志穂の目がぐるりと白目を剥いた。





「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」