「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
すぐに志穂はその場から離れようとするが、思うように体が動かない。
虫はピチャピチャと唾液を零しながら、天井から壁に伝い、唯一の出口である、扉のドアノブに巻き付いた。
それは出口を塞がれたといっても過言ではなかった。
すぐに志穂はその場から離れようとするが、思うように体が動かない。
虫はピチャピチャと唾液を零しながら、天井から壁に伝い、唯一の出口である、扉のドアノブに巻き付いた。
それは出口を塞がれたといっても過言ではなかった。


