ハムパンマン

僕は急いで森に向かった。




森の中を声を頼りに低空飛行で飛んでいると、切り株に腰をかけてめそめそと泣いているカバ吉を発見した。




「お~い。カバ吉く~ん」
 




僕の声に気づき、カバ吉君は僕の方に顔を向けた。そして嬉しそうに僕に駆け寄った。







「ハムパンマン。怖かったよぉ~!」