ハムパンマン

言葉を濁して、インキンマンはなかなか答えようとしない。




業を煮やした僕はインキンマンに掴みかかろうとした時、







「あんたぁぁぁぁ。マキ割りは終わったのかいぃぃぃ!」
 




茂みから、両腕に何かを抱えた、かっぷくの良いオレンジ色の宇宙人が、怒鳴りながら飛び出してきた。
 



インキンマンは怯えたように一言呟いた。





「スキンちゃん……」
 






スキンちゃん。







確かインキンマンと一緒に暮らす恋人で、初めは痩せてそこそこの美人だったのだけれど、インキンマンが甘やかしてぶくぶくと太ってしまったという。