ハムパンマン

山のふもとまで辿り着くと、一つの黄色いテントが目に入った。






あれが奴のアジトだ。






急降下してテントまで近づく。テントの前まで行ってても、テントの中からは物音すらしない。





留守か。
 





その時突然近くから大きな音が聞こえてきた。




その音は一定のリズムを刻み、明らかに誰かが故意に鳴らしているものだった。






音の鳴る方に向かってみると、インキンマンが汗を書きながら、マキ割りに勤しんでいた。





「やい、インキンマン」
 



インキンマンは滴る汗を首にかけたタオルで拭い、こちらに体を向けた。




「何の用だ。ハムパンマン」




「いい加減、みんなに悪事を働くのはやめろ」