「あぁ、彼女はこいつ。」 やっぱり会わせたくないのか、嫌な顔をする 私は会いたかったのに…もう会ってるけど。 弟くんのうるうるな目に観念した感じで、巧は言った。 ――なんか、恥ずかしい 思わず、顔を隠してしまう。 「え…こいつがお兄ちゃんの彼女…??」 突然、性格が変移したように、ガーンッとした顔 ようするに、ショック受けてる。 悪かったですね! どうせ、可愛くなんかないもんっ!