―夏休みが明けて― 「ふわぁあ~」 いつものように起きて。 学校に向かった―――⋯ そして、いつものように教室に入った私。 「あっ、遥早!おはよっ」 「舞花ぁ~おはよぉ」 舞化と爽汰くんはもう学校に来ていた。 元気だなぁ… 私たちとは大違いじゃん。 しょんぼりする私。 その時―――⋯ ガヤガヤッ 教室がとたんにうるさくなった。