それから、部屋に戻り絢芽の耳元で囁く


「ねぇ。準備はイイ?」



その途端硬直する絢芽の身体を離し、向き合う形にする。




「あ、あぁ……あ、の…っ」

いつになく真っ赤な顔になった絢芽はオロオロし始めた。