そんな仕草にドキュンときてしまった俺は、やっぱり変態だ。

『次は、○○ー、○○でございます』

電車のアナウンスが入り、俺達の降りる駅についた。


「ほら、手」

「うん♪」

絢芽は俺の差し出した手を、ギュッと握った

「海行こうねー、海」

ニコニコしながら、絢芽は俺の手をさらにギュッと握った。


「楽しみだな」

「うん♪」

子供のようにはしゃぐ絢芽はとても可愛くて

思わずキスした。


「りょ、くん?」