「おい、涼」 門の前に立って、こっちを見ている奴を睨んでいると後ろから声がした。 「…あ、先輩」 「アイツ何?知り合いか?」 「知り合い?あんな気持ち悪い奴と知り合いなんかヤですよ」 「何?ストーカー?」 「知りません。殺して来ます」 そう言って、向かおうとすると止められた。 「アイツ、可笑しくねーか?」 「ですね」 「あの制服、隣町のだろ」 「そうですね」