「ただいまぁ」 「お邪魔します」 今日は絢芽ちゃんの親が出張でいないから、ボクの家にお泊まり♪ 「あらぁ、絢芽ちゃん久しぶり。元気?」 ニコッと微笑みながら、手に持っていたコーヒーを一口飲んだ、母さん。 「久しぶりです。元気ですよ、おばさんは元気ですか?」 「えぇ、私も元気よ」 そう云うと、母さんは隣の椅子をポンポンと叩き 「ここ、座って」 「はぃ」 少し遠慮がちに言うと、母さんの隣に座った。