隣でしゃがみ込んでいる絢芽ちゃんに

「もう、大丈夫だよ。行こう?」


「う、ん…」


手を再び繋ぎ海辺の近くのオープンカフェへ。



「いらっしゃいませ、2名様でよろしいですか?」


「はい」

「お席の方はこちらです」


案内されたのは、外のテラス。


「涼しいね」

「うん、絢芽ちゃん何頼む?」


「んー」と悩み

「アイスココア」


「ボクはアイスカフェオレ」


それぞれ飲み物を頼み、昼食を選ぶ。