「はぁー、お腹すかない?」
横で砂で山を作っている、絢芽ちゃんが砂をいじりながら聞いてきた。
「…確かに。じゃあ、食べに行こう?」
「うんっ!」
今日の絢芽ちゃんは、いつも以上に可愛い。
手をギュッと強く握りしめ、少し歩くと目の前から柄の悪い奴ら歩いてきた。
「キミ達デート中?彼女可愛いね」
金髪で薄い赤のメッシュの入った男が絢芽ちゃんに近寄り耳元でそう、囁いた。
「…えっ、あの…///」
絢芽ちゃんは耳が弱いから、赤くなり言葉に詰まり俯いた。
それをどう捉えたのか、男は
「可愛いーな、俺達と遊ばない?」
バキッ
瞬殺

