ガララッ・・・・



病室のドアを開ける。




「「「碧!!」」ちゃん!!」



ギュ・・・




病室に入った瞬間ゆうちゃんに抱きしめられた。







「あおい・・・心配したんだからぁ~・・・」



背中越しに鼻をすする音が聞こえる。





泣いてるんだ。



「ゆうちゃん?・・・大丈夫だよ?


あたし・・・・もう・・・治ったって・・」


ポンポンと叩く。



なんか子供あやしてるみたい・・・。



そう思ったら笑みが零れた。



「碧・・・・」


優しい声で名前を呼ばれた。


顔を上げる。




そこには微笑んでる圭がいて・・・



すごく安心した。