恥ずかしい!恥ずかしい!!
降ろしてもくれないし、この場にいるのも痛い。
「もう大丈夫なの?」
パタパタとお母さんが、あたし達の傍まできた。
「うん…………」
顔が赤いので、うずめたまま頷く。
「解けたと思いますよ、あれは」
陸が、ニッコリと微笑みかけた。
「…………っっ……ありがとう」
お母さんの涙ぐむ声が聞こえる。
「何か食べさせたいんで、用意してもらえますか? リンゴとか……」
「わかったわ」
そう言って、キッチンの方へ行った。
すり下ろしたリンゴを準備してくれるらしい。
部屋まで持ってきてくれるよう頼んで、リビングをあとにする。
降ろしてもくれないし、この場にいるのも痛い。
「もう大丈夫なの?」
パタパタとお母さんが、あたし達の傍まできた。
「うん…………」
顔が赤いので、うずめたまま頷く。
「解けたと思いますよ、あれは」
陸が、ニッコリと微笑みかけた。
「…………っっ……ありがとう」
お母さんの涙ぐむ声が聞こえる。
「何か食べさせたいんで、用意してもらえますか? リンゴとか……」
「わかったわ」
そう言って、キッチンの方へ行った。
すり下ろしたリンゴを準備してくれるらしい。
部屋まで持ってきてくれるよう頼んで、リビングをあとにする。


