今度は、逆にあたしが……まじまじと顔を見られる。
何かついてるの?
そう聞こうとした時、あたしよりも陸が早く問い掛けてきた。
「……杏、俺のこと……見えてんのか?」
「あ……」
言われて気づく。
もう……ちゃんと全部見えてることに。
柔らかくてサラサラしたブラウン色の髪も、整いすぎてるキレイな顔も。
大きくて温かい手も……全部。
「……見えてるよ……きゃっ…」
あたしの返事を聞くと同時に、腕を引っ張られて抱きしめられた。
「やっと……戻った……」
両手で頬を挟み、額をくっつけられる。
待って……まだだよ。
聞きたいこと、言いたいことある。
「りー……」
「ん?」
陸の手に、自分のを重ねて握った。
何かついてるの?
そう聞こうとした時、あたしよりも陸が早く問い掛けてきた。
「……杏、俺のこと……見えてんのか?」
「あ……」
言われて気づく。
もう……ちゃんと全部見えてることに。
柔らかくてサラサラしたブラウン色の髪も、整いすぎてるキレイな顔も。
大きくて温かい手も……全部。
「……見えてるよ……きゃっ…」
あたしの返事を聞くと同時に、腕を引っ張られて抱きしめられた。
「やっと……戻った……」
両手で頬を挟み、額をくっつけられる。
待って……まだだよ。
聞きたいこと、言いたいことある。
「りー……」
「ん?」
陸の手に、自分のを重ねて握った。


