家の車を走らせて、着いたのはこの前…杏が倒れたときに、運び込まれた総合病院。
走って、時間外受付に行き、杏がいる場所を聞く。
「どういうご関係の方ですか?」
「彼氏です!」
不審そうな目で見られて、ちょっと苛立った。
「救命の方ですよ」
受付の女性の声も半分しか聞かずに、病院内を走る。
案内板に沿って、たどり着いた。
近くにいた看護師に、尋ねると……ICUに案内される。
一般病棟でないってだけで、足が震えた。
東雲での事件だったため、杏の友達は誰も来ていない。
親父さん達にも連絡を取ったが、海外にいるため今すぐには来れないらしい。
俺に、杏のすべてを任せられた。
1番…家族に近い俺が来たので、主治医から説明を受けることになった。
小さな会議室のような部屋に通される。
「色々とご事情があられるそうで、彼女は神崎杏樹さんで間違いないですよね?」
ひげを生やした50歳くらいの男性医師。
肯定とするように、頷いてみせた。
「刃物で数カ所を刺されて、何とか一命を取り留めました」
どんなに痛かっただろうと考えると、犯人に対して怒りを覚える。
「しかし、まだ油断は出来ません。今夜が…山場でしょう………」
目頭が熱くなった。
走って、時間外受付に行き、杏がいる場所を聞く。
「どういうご関係の方ですか?」
「彼氏です!」
不審そうな目で見られて、ちょっと苛立った。
「救命の方ですよ」
受付の女性の声も半分しか聞かずに、病院内を走る。
案内板に沿って、たどり着いた。
近くにいた看護師に、尋ねると……ICUに案内される。
一般病棟でないってだけで、足が震えた。
東雲での事件だったため、杏の友達は誰も来ていない。
親父さん達にも連絡を取ったが、海外にいるため今すぐには来れないらしい。
俺に、杏のすべてを任せられた。
1番…家族に近い俺が来たので、主治医から説明を受けることになった。
小さな会議室のような部屋に通される。
「色々とご事情があられるそうで、彼女は神崎杏樹さんで間違いないですよね?」
ひげを生やした50歳くらいの男性医師。
肯定とするように、頷いてみせた。
「刃物で数カ所を刺されて、何とか一命を取り留めました」
どんなに痛かっただろうと考えると、犯人に対して怒りを覚える。
「しかし、まだ油断は出来ません。今夜が…山場でしょう………」
目頭が熱くなった。


