しかし。
その夢は、止まらなかった。
毎晩…目を閉じると、あの夢が始まる。
恐怖で、その度に目を覚まして…眠れなかった。
「…………こ?」
「…………みこ?」
「……未子!?」
「えっ……何?」
零ちゃんに顔を覗き込まれて、ようやく呼ばれていたことに気づく。
「何じゃないでしょ。ぼーっとして…どうかしたの?」
「…なんでもないよ」
放課後の生徒会室。
皆で、本日分の仕事をしていた。
ごまかすように、零ちゃんに向けて笑顔を作り、仕事に集中しようとする。
でも、数日の寝不足で頭が重くて働かない。
首の後ろが重い………。
資料の確認のため…会長以外の3人が、生徒会室を出て行った。
「…………おい」
「……」
背後に気配を感じて、下を向いていた顔を上げる。
その夢は、止まらなかった。
毎晩…目を閉じると、あの夢が始まる。
恐怖で、その度に目を覚まして…眠れなかった。
「…………こ?」
「…………みこ?」
「……未子!?」
「えっ……何?」
零ちゃんに顔を覗き込まれて、ようやく呼ばれていたことに気づく。
「何じゃないでしょ。ぼーっとして…どうかしたの?」
「…なんでもないよ」
放課後の生徒会室。
皆で、本日分の仕事をしていた。
ごまかすように、零ちゃんに向けて笑顔を作り、仕事に集中しようとする。
でも、数日の寝不足で頭が重くて働かない。
首の後ろが重い………。
資料の確認のため…会長以外の3人が、生徒会室を出て行った。
「…………おい」
「……」
背後に気配を感じて、下を向いていた顔を上げる。


