あたしが、あまりにもボーっとしていたのか…
「ちょっと休憩して来い」と会長から、生徒会室を追い出されてしまった。
「仕方ない。校内を散歩するか」
フーッと息を吐いて、校内を歩き回る。
最近…何とか校内の位置関係を覚えた。
陸に言ったら…「俺なら1日で覚えるけど?」とイヤミっぽく返されたけどね。
「久々に晴れたなぁ…」
梅雨期なのに…今日は久々の晴れ間。
碧い空が、紅く染まり始めてる。
ちょうど…職員室の前を通った時だった。
「あ〜!!おねえちゃんだ!」
「へっ?」
パタパタ……ギュウ…!
後ろから小さな誰かに抱き着かれる。
「あの時のおねえちゃんだよね!?」
「え?」
振り返って…足元を見ると、見覚えのある男の子がいた。
「ちょっと休憩して来い」と会長から、生徒会室を追い出されてしまった。
「仕方ない。校内を散歩するか」
フーッと息を吐いて、校内を歩き回る。
最近…何とか校内の位置関係を覚えた。
陸に言ったら…「俺なら1日で覚えるけど?」とイヤミっぽく返されたけどね。
「久々に晴れたなぁ…」
梅雨期なのに…今日は久々の晴れ間。
碧い空が、紅く染まり始めてる。
ちょうど…職員室の前を通った時だった。
「あ〜!!おねえちゃんだ!」
「へっ?」
パタパタ……ギュウ…!
後ろから小さな誰かに抱き着かれる。
「あの時のおねえちゃんだよね!?」
「え?」
振り返って…足元を見ると、見覚えのある男の子がいた。


