だから、いつも陸ん家でのお昼寝場所は、陸のベッド。
たまに、ソファーで寝ちゃうこともあるけどね。
陸のベッドで、抱きしめられたままお昼寝をするのが…1番落ち着くんだ。
――――だけど
「会長……なんで仮眠室…」
「………」
「保育園児じゃないんだから…黙ってないで、あたしの質問に答えて下さい」
「……」
会長が掴んでいる手首…少し握る力が強くなった。
「………何か用ですか。用がないなら、会場に戻りま…」
「――お前の大切な奴って誰だ」
「は…い……?」
“戻ります”って続けようとしたのに…会長に遮られ、意味不明な質問をされる。
「一昨日、零達に言った“大切な人”って誰だ」
「え……ひゃっ…!?」
ポカンとしたのも、一瞬。
いきなり…体を部屋の壁に押し付けられ、会長の体と挟まれた。
たまに、ソファーで寝ちゃうこともあるけどね。
陸のベッドで、抱きしめられたままお昼寝をするのが…1番落ち着くんだ。
――――だけど
「会長……なんで仮眠室…」
「………」
「保育園児じゃないんだから…黙ってないで、あたしの質問に答えて下さい」
「……」
会長が掴んでいる手首…少し握る力が強くなった。
「………何か用ですか。用がないなら、会場に戻りま…」
「――お前の大切な奴って誰だ」
「は…い……?」
“戻ります”って続けようとしたのに…会長に遮られ、意味不明な質問をされる。
「一昨日、零達に言った“大切な人”って誰だ」
「え……ひゃっ…!?」
ポカンとしたのも、一瞬。
いきなり…体を部屋の壁に押し付けられ、会長の体と挟まれた。


