しつこいアマを何とか押さえ込んで、通話を切った。
「………ヤベっ……」
腕時計を見ると、杏に出てくると言ってから…軽く1時間以上が経ってる。
待たせ過ぎだ…。
ため息をつき、自室へ戻る。
「…杏、わりぃ………」
「…………」
「杏?」
「…………」
部屋に入って、呼ぶが―――返事はなく、姿も見えない。
まさか―――帰った?
一瞬、そう考えたが……荷物があるので、それはない。
すると。
「………いんじゃん」
ソファーから、静かな寝息が聞こえてきた。
近寄って、上から見ると―――
「……寝てんだな」
ソファーに横になってスヤスヤと寝ている杏がいた。
「………ヤベっ……」
腕時計を見ると、杏に出てくると言ってから…軽く1時間以上が経ってる。
待たせ過ぎだ…。
ため息をつき、自室へ戻る。
「…杏、わりぃ………」
「…………」
「杏?」
「…………」
部屋に入って、呼ぶが―――返事はなく、姿も見えない。
まさか―――帰った?
一瞬、そう考えたが……荷物があるので、それはない。
すると。
「………いんじゃん」
ソファーから、静かな寝息が聞こえてきた。
近寄って、上から見ると―――
「……寝てんだな」
ソファーに横になってスヤスヤと寝ている杏がいた。


