緊張で何も喋れない私に、話し掛けもしない先生。 沈黙が苦しくなってきた、その時――― ‘――チン―’ 同時に肩の力が抜ける。 やっと解放された、そんな感じ。 その一方では、やっぱり離れたくない衝動にも駆られる。 ―――アマノジャク。