♪佳奈side♪
キッチン中に漂う、甘い香り。
「バレンタイン終わったのに……どうするの?」
隣で亜耶が、出来たばかりの生チョコを、クッキー型でくり抜きながら、首を傾げた。
「バレンタインの、失敗したから作り直してるんだよねぇ?」
ニヤニヤ笑いながらそう言って、くり抜いたばかりのチョコを、ひとつ口に入れたのは都。
「違う!っていうか、勝手に食べないでよ!」
目くじら立てて怒る私に、都は挑発するみたいに舌を見せる。
「もう!やっぱり都なんか呼ぶんじゃなかった!」
「ごめんってー。でも、失敗したのはホントでしょ?」
「うっ……」
都の言う通り、バレンタインの手作りチョコは見事に失敗。
それでも……
「せ、成功よ!だって翔、美味しいって言ってくれたもん!」
「……あんなに苦かったのに?」
「ま、まぁね!」
箱を開けた瞬間、爆笑されて。
チョコを食べた瞬間、顔をひきつらせていたけれど。
私達の会話を聞いて、苦笑するのは亜耶。
今回亜耶を呼んだのは、もう失敗しないため。都とふたりで作ると、生チョコですら最悪なことになるから。
そして、理由はもうひとつ。
キッチン中に漂う、甘い香り。
「バレンタイン終わったのに……どうするの?」
隣で亜耶が、出来たばかりの生チョコを、クッキー型でくり抜きながら、首を傾げた。
「バレンタインの、失敗したから作り直してるんだよねぇ?」
ニヤニヤ笑いながらそう言って、くり抜いたばかりのチョコを、ひとつ口に入れたのは都。
「違う!っていうか、勝手に食べないでよ!」
目くじら立てて怒る私に、都は挑発するみたいに舌を見せる。
「もう!やっぱり都なんか呼ぶんじゃなかった!」
「ごめんってー。でも、失敗したのはホントでしょ?」
「うっ……」
都の言う通り、バレンタインの手作りチョコは見事に失敗。
それでも……
「せ、成功よ!だって翔、美味しいって言ってくれたもん!」
「……あんなに苦かったのに?」
「ま、まぁね!」
箱を開けた瞬間、爆笑されて。
チョコを食べた瞬間、顔をひきつらせていたけれど。
私達の会話を聞いて、苦笑するのは亜耶。
今回亜耶を呼んだのは、もう失敗しないため。都とふたりで作ると、生チョコですら最悪なことになるから。
そして、理由はもうひとつ。



