私が気になっているのは、この身長のせいで翔が嫌な思いをすること……。
私自身は翔との身長差を、周りに何と言われたって平気。
……っていうか、翔と一緒にいる時の私は、翔しか見えなくなっていて……周りの声なんて耳に入らない。
今も、初詣をしている時も、私はいつも――、
「気に……ならない」
気にしてなんかいなかった。
「じゃあ、やっぱり何の問題もないじゃん」
目の前の翔はそう言って、手を握る力をギュッと強めるから、
堪えていたはずの涙がまた、溢れ出した。
「っ……んくっ……ーっ」
呼吸が上手く出来ないくらい、泣きじゃくる。
人前でこんなに泣くのは、いつ以来だろう。
こんな私は絶対にらしくなくて、恥ずかしくて、塞がっていない片手で必死に涙を拭うけど……意味ないみたい。
今まで我慢してきた気持ちが全て溢れ出したみたいに、次から次へと止まらない。
「檜山はちょっと気にしすぎ」
滲んで輝く視界に、少し困った様子で笑う翔の顔が映る。
「……っ」
“ごめんね”
皮肉っぽく、そう翔に言いたかったけど声にならなくて、



