☆翔side☆
――檜山に避けられてる。
名前を呼んでも返事はないし、どんなに視線を送っても、こっちに見向きもしない。
俺を無視する、そのあからさまな態度に、すぐ気付いた。
何なんだよ、あいつ。
帰り際に絶対捕まえてやる。
そんで……って、あれ?
檜山を捕まえる所まで考えて、思考はストップする。
捕まえて……どうすんの?
檜山に何か伝えたいことがある。
でも、それをはっきりと口に出せと言われたら……分からない。
いや、俺と苺先輩が一緒にいるところを、檜山に見られたから……。
でも、それで?
俺は何を言おうとしてんの?
自分に自分で問いかけていると、
「岡田」
「えっ、あっ!」
呼ばれた声にビクッとして、振り返った。
すると、後ろに立っていたのは藤原先輩。
やばっ……!
練習中によそ見をしていたことを、咎められると思った。
でも、
「大丈夫?」
先輩の口から出たのは、俺を心配する言葉。
「ほら、すごい噂になってたからさ。岡田大丈夫かなって思って」
苦笑しながら続けられた言葉に、何のことだかすぐにピンと来た。
苺先輩と、西藤先輩と、間先輩と……俺の関係。
――檜山に避けられてる。
名前を呼んでも返事はないし、どんなに視線を送っても、こっちに見向きもしない。
俺を無視する、そのあからさまな態度に、すぐ気付いた。
何なんだよ、あいつ。
帰り際に絶対捕まえてやる。
そんで……って、あれ?
檜山を捕まえる所まで考えて、思考はストップする。
捕まえて……どうすんの?
檜山に何か伝えたいことがある。
でも、それをはっきりと口に出せと言われたら……分からない。
いや、俺と苺先輩が一緒にいるところを、檜山に見られたから……。
でも、それで?
俺は何を言おうとしてんの?
自分に自分で問いかけていると、
「岡田」
「えっ、あっ!」
呼ばれた声にビクッとして、振り返った。
すると、後ろに立っていたのは藤原先輩。
やばっ……!
練習中によそ見をしていたことを、咎められると思った。
でも、
「大丈夫?」
先輩の口から出たのは、俺を心配する言葉。
「ほら、すごい噂になってたからさ。岡田大丈夫かなって思って」
苦笑しながら続けられた言葉に、何のことだかすぐにピンと来た。
苺先輩と、西藤先輩と、間先輩と……俺の関係。



