13センチの片想い。私とアイツの恋の距離



「マジで檜山さんじゃねぇの?」

俺達の様子を見て、もう一度尋ねて来た友達に、「あぁ」と軽く返事する。

「なら……いいけど」

「……は?」

たった今の友達の発言。

聞き間違えたのか、意味が分からなくて聞き返そうとするけど、タイミング悪く先輩に呼ばれて、聞けなかった。



意外にも穏やかだった、檜山との不思議な関係。

それを掻き乱して、近付けて、遠ざけるのは――。