☆翔side☆
慣れない教室。
出席番号順に並んだ、これから一年間使う、新しい机。
俺はその椅子を引いて、力なく座った。そして、鞄を抱き抱えるように、机に伏せる。
び、ビビった……。
ドキドキと、うるさい自分の胸。
何であんな風に……笑うんだよ。
そう思い出すのは、さっきの檜山。
“今日、正式にバレー部に入部する”
ただ、それだけのことを報告しただけなのに、
「分かった」と言って……微笑んだ檜山。
その表情が、あまりにも穏やかなもので、今までに見たことのないものだったから、驚いた。
最近、こんなことがよくある。
俺が苺先輩にフラれて、ひょんなことから檜山と付き合う……という形になってから。
以前と何ら変わらない、友達みたいな関係だけど、“付き合っている”ということを、やっぱり心のどこかで意識しているんだろうか。
だから、
泣きそうな檜山を心配に思ったり、
檜山からの呼び出しが、むしょうに気になったり、
柔らかく微笑んだ檜山を――。
慣れない教室。
出席番号順に並んだ、これから一年間使う、新しい机。
俺はその椅子を引いて、力なく座った。そして、鞄を抱き抱えるように、机に伏せる。
び、ビビった……。
ドキドキと、うるさい自分の胸。
何であんな風に……笑うんだよ。
そう思い出すのは、さっきの檜山。
“今日、正式にバレー部に入部する”
ただ、それだけのことを報告しただけなのに、
「分かった」と言って……微笑んだ檜山。
その表情が、あまりにも穏やかなもので、今までに見たことのないものだったから、驚いた。
最近、こんなことがよくある。
俺が苺先輩にフラれて、ひょんなことから檜山と付き合う……という形になってから。
以前と何ら変わらない、友達みたいな関係だけど、“付き合っている”ということを、やっぱり心のどこかで意識しているんだろうか。
だから、
泣きそうな檜山を心配に思ったり、
檜山からの呼び出しが、むしょうに気になったり、
柔らかく微笑んだ檜山を――。



